健診結果の見方・検査所見の見方・検査でわかること

健診用語辞典

健診結果の見方
脂質が高かった方
脂質
健診結果の見方

これが続きますと動脈硬化の進行が早まり、心筋梗塞や脳梗塞など、様々な生活習慣病をひきおこします。内科を受診されることをおすすめします。万歩計をつけて一日3000歩(30分のウォーキング)歩いてみる、積極的に階段を昇る、アルコールやたばこを思い切ってやめてみる、カロリーの摂りすぎになりやすい食べ物を減らす(油っこいもの、菓子パン、インスタントラーメン、缶ジュース、ファーストフード、果物、お菓子など)など、できることから始めてみませんか。

血清脂質が低い方
脂質
健診結果の見方

栄養状態が悪かったり消化管からの吸収が悪い場合も下がりますが、甲状腺などに異常のあることもありますので一度内科を受診されることをおすすめします。

中性脂肪が高い方
脂質
健診結果の見方

これが続きますと細かい血管が痛んだり詰まったりして、心筋梗塞や脳梗塞など様々な生活習慣病をひきおこします。

LDLコレステロールが高かった方
脂質
健診結果の見方

LDLコレステロールは血液中にコレステロールが増えすぎると動脈硬化の原因となるので「悪玉コレステロール」と呼ばれ、HDLコレステロールは掃除役となるので「善玉コレステロール」と呼ばれます。現在はLDLコレステロール値を目安として、脂質異常症(高脂血症)の治療を行うことが多くなっています。

尿酸値が高い方
痛風
健診結果の見方

尿酸値の高い状態を高尿酸血症と言い、はじめはなんら自覚・他覚症状はありません。しかし、特に高血圧や高脂血症などを合わせ持つ方などは虚血性心疾患や脳血管障害をおこしやすくなると言われています。また、尿酸値の高い状態を数年間放置していると、ある日突然、足の親指の付け根が激しく痛みだす「痛風」になります。痛風は放置すると次第に痛風結石、痛風腎などの病気につながることもあるのです。痛風や合併症を予防するためには、尿酸値が高いと指摘された初期段階での対処が大切です。

血圧が高い方
血圧
健診結果の見方

「沈黙の殺人者」―高血圧はこう呼ばれています。静かにゆっくりと忍びより、そしてある日突然に心臓病や脳卒中などにより死に至らしめる。それが高血圧です。血圧とは心臓から送りだされた血液が血管(動脈)の壁に与える圧力です。心臓は収縮と拡張を繰り返して血液を送り出すので、心臓の収縮により血圧が最も高くなった時が収縮期血圧(一般的に呼ばれる上の血圧)、心臓の拡張により最も低くなった時が拡張期血圧(下の血圧)と呼ばれます。血管の壁はしなやかで弾力性がありますが、高い圧力が長い間血管にかかるとこれに対抗するために血管の壁が厚くなってきます。そして、しなやかさや弾力性が失われ血管は硬くなり、なかには血管の一部が狭くなってきてしまいます。これが「動脈硬化」です。すると、さらに血圧は上昇するという悪循環に陥ってしまいます。そのため血液を送り出している心臓にも負担がかかってしまいます。

肥満度が標準値を上回っている方
身体計測
健診結果の見方

肥満は万病の元で、心筋梗塞や脳卒中などの重大疾患や睡眠時無呼吸症候群の原因となり、突然死の危険性が高くなります。思い切って体重を減らすことを考えてみませんか?

血糖、HbA1cの高い方
糖尿病
健診結果の見方

疲れやすい、食べてもやせる、尿の回数が多い、喉が渇く、ちょっとした傷が治りにくいなど、あてはまることはないですか?治療せずに放置しますと、失明、人工透析、足の切断、突然意識を失うことなど様々な合併症を引き起こします。必ず内科におかかりください。受診は空腹状態でお受けください。

尿糖が陽性の方
糖尿病
健診結果の見方

糖尿病は全くの無自覚で症状がすすむこともありますので、必ず受診してください。再検査は空腹でおうけください(尿糖が陽性だけでは、糖尿病と断定できません)。

肝機能検査で検査値が高い方
肝機能
健診結果の見方

アルコールの量は多すぎませんでしょうか。アルコールのとりすぎは肝臓を傷めるだけでなくカロリーオーバーによる高脂血症にもつながり、動脈硬化や心筋梗塞をひきおこしやすくなります。また肝炎や腫瘍、他の臓器に原因のある場合もありますので必ず内科で再検査をおうけください。アルコールを飲む量が少なくてもカロリーの高いものを食べ続けることで脂肪肝の状態となり、肝機能が高くなることがあります。また肝炎や腫瘍、他の臓器に原因のある場合もありますので必ず内科で再検査をおうけください。肝機能検査でALPの値が高い方。肝胆道系疾患、悪性腫瘍、骨疾患の場合があります。

HCV抗体定性検査で低力価陽性の結果の方
肝機能
健診結果の見方

これはHCVに感染していても抗体が少ししか作られていない場合や、感染しても自然に治癒した人、感染していたが治療により治癒した人にこのような結果がでることがあります。いずれにしても精密検査をうけられることをおすすめします。

尿ウロビリノーゲンが陽性の方
尿
健診結果の見方

肝臓や胆のうの異常のある場合もあります。

尿のタンパクが陽性の方
尿
健診結果の見方

問題のない場合もありますが、腎臓の機能の低下、腎・尿路系の結石、炎症、腫瘍の場合もあります。必ず再検査をおうけください。

尿潜血が陽性の方
尿
健診結果の見方

問題のない場合も多々ありますが、腎・尿路系の炎症、結石、腫瘍の見つかることもあります。必ず再検査をお受けになってください(生理中に検査をされていた場合はこのとおりではありませんので、生理中をさけて再検査されることをおすすめします)。

貧血検査で検査値が低かった方
貧血
健診結果の見方

貧血がみられます。徐々に貧血がすすんでいる方は自覚症状もなくすごされていることが多いのですが、貧血を放置しますと心臓に負担がかかります。また、消化管出血や悪性腫瘍、他の臓器が原因となっていることもありますので必ず内科を受診して下さい。

便潜血の判定が陽性の方
便潜血
健診結果の見方

悪性を否定するためにも精密検査を受けることをお勧めします。

赤血球形態異常とは
血液
健診結果の見方

この所見の出る疾患が数多く存在します。各種貧血や造血器関連、脂質代謝などの精密検査が必要な場合があります。

多血のコメントのあった方
血液
健診結果の見方

心筋梗塞や脳卒中をおこしやすく、また重大な疾患が隠れている場合もあります。水分を多めに摂り、内科を受診されることをおすすめします。

白血球数が基準値をこえていた方
血液
健診結果の見方

白血球は感染症などの炎症がある場合や、喫煙、ストレスなどでも高くなります。検査当日の体調に変化はありましたでしょうか(風邪をひいていた等)。一度内科で再検査をうけられることをおすすめします。

乳がん健診で乳腺腫瘍の疑い、乳腺症とコメントのあった方
乳がん
健診結果の見方

まれに悪性のものもあります。外科、乳腺外来を受診し、精密検査をうけられることをおすすめします。当院受診の際には、しかるべき医療機関を紹介させていただきます。

CEAとは
腫瘍マーカー
健診結果の見方

代表的な腫瘍マーカーで現在もっとも多く測定されています。CEA値は大腸直腸胃肺乳房、膵臓甲状腺卵巣などのがんで陽性となります。

PSAとは
腫瘍マーカー
健診結果の見方

PSAは前立腺腫瘍や前立腺肥大があるときに高値をしめします。

CA19-9とは
腫瘍マーカー
健診結果の見方

消化器系のガン(肝臓・胆のう・膵臓などで特に)で高値をしめします。胆のうの炎症や胆結石でも高くでることがあります。

クレアチニンの値が基準値を超えて高い方
腎機能
健診結果の見方

腎臓の尿を作る機能が低下している可能性があります。放置しますと腎不全から人工透析が必要になることもあります。

甲状腺は首前面の中央部あたりにあります
甲状腺
健診結果の見方

甲状腺肥大は、ここが通常よりも大きくなっている状態です。内科または内分泌科を受診し、詳しい検査をうけられることをおすすめします。

TSH(甲状腺刺激ホルモン) が基準値より 高かった方
甲状腺
健診結果の見方

TSHは甲状腺と関わっており、甲状腺機能低下症などのときに高くなります。内科を受診しご相談ください。

血清アミラーゼの値が基準値より高かった方
膵機能
健診結果の見方

膵臓機能の異常、唾液腺の異常なども考えられますので、一度内科を受診し再検査をうけられることをおすすめします(膵臓は食べ物の消化や血糖値の調節などに関わっています)。

視神経乳頭陥凹拡大とは
眼底
健診結果の見方

視神経乳頭とは眼底の中央にみえる視神経の出口のことで、緑内障(視野が狭くなる病気です)の疑いがあります。生まれつきの場合と今後加齢とともに本物の緑内障になっていく可能性が高い人も含まれます。詳しい検査が必要です。

白斑、網膜点状出血とは
眼底
健診結果の見方

高血圧、動脈硬化、糖尿病、腎臓疾患(腎炎など)、血液疾患(貧血、白血病など)、膠原病、外傷などのいろいろな病気で出現します。部位や大きさによって視力が低下したり、視野が暗くなることがあります。

眼底検査で判定不能との結果がでている方へ
眼底
健診結果の見方

瞳孔が充分に開かない方は判定をつけられないことがあり、このような結果が出ます。「瞳孔を開かせる目薬」を使用すると正確な結果が出ますが他の検査の兼ね合いもあるため健診では使用しません。眼科を受診し再検査をうけられることをおすすめします。

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