健診結果の見方・検査所見の見方・検査でわかること

健診用語辞典

検査でわかること
蛋白
尿
検査でわかること

尿蛋白が増加するのは腎機能が低下していたり、尿路に障害等が発生していることを示します。ただし、激しく運動をした後やストレスが強く加わった後に、一時的に少量出る場合があります。

潜血
尿
検査でわかること

陽性になれば、尿の通り道(腎臓→尿管→膀胱→尿道等)のどこかに炎症等の組織破壊が考えられます。ただし、月経中の女性は陽性を示すのがふつうです。

pH
尿
検査でわかること

体内の酸塩基平衡を調べる検査です。強酸性やアルカリ性になった場合、そのバランスがなんらかの原因で、異常をきたしていることを示します。

比重
尿
検査でわかること

尿の濃縮、希釈度を調べます。体内の溶質と水のバランスを調節するホルモンや腎の機能に影響します。ただし、他の検査等の情報と総合的に判断する必要があります。

尿素窒素
腎機能
検査でわかること

腎臓に障害が起こると、尿素窒素濃度が上昇します。ただし、高タンパク食等ほかの原因でも上下しやすいので注意が必要です。

クレアチニン
腎機能
検査でわかること

クレアチニン濃度が上昇するのは、腎機能の低下を示します。筋肉運動のエネルギー源となるアミノ酸の1種であるため、筋肉にかかわる異常などでは低下することもあります。男性の基準値がやや高めなのはこのためです。

尿糖
糖尿病
検査でわかること

糖尿病のスクリーニング(ふるいにかける)検査です。

血糖
糖尿病
検査でわかること

血糖値が高い場合は、糖尿病をはじめとする内分泌疾患、代謝性疾患、膵臓の疾患等が疑われます。

HbA1c
糖尿病
検査でわかること

血糖値はつねに変動しているのですが、HbA1cは安定していて過去1~2ヶ月の血糖値の平均を反映していると言われています。

白血球数
血液
検査でわかること

白血球は主に細菌などの異物から体を守る働きをしています。体内に炎症が起きると増加します。ただし、炎症が進むと逆に減少することもあり注意が必要です。

赤血球数
血液
検査でわかること

赤血球の数が多すぎると多血症、少なくなると貧血が疑われますが、貧血と判断するには下記の関連検査を合わせて総合的見ることが必要です。

血色素量
血液
検査でわかること

血液が酸素を運ぶ力はこの量に比例します。鉄欠乏性貧血等の有無がわかります。

ヘマトクリット
血液
検査でわかること

血液の濃さを表しています。高ければドロドロの詰まりやすい血液で、低ければ貧血が疑われます。

MCV
血液
検査でわかること

赤血球の平均の体積を表します。

MCH
血液
検査でわかること

赤血球に含まれる血色素の平均の量を表します。

MCHC
血液
検査でわかること

赤血球の容積に対する血色素の割合の平均を表します。

血小板数
血液
検査でわかること

血小板は出血を止める働きをしています。出血傾向があるときにその原因を判別する目安とします。また肝障害が進行すると減少し、その重要な指標となります。

AST(GOT)
肝機能
検査でわかること

組織や臓器に障害が発生すると血液中に増加します。肝臓、心臓、筋肉等の障害の時に増加します。

ALT(GPT)
肝機能
検査でわかること

GPTもGOTと同じく、組織や臓器の障害で増加し、とくに、肝臓の障害に顕著に反応します。

γ-GTP
肝機能
検査でわかること

肝臓や胆道に障害が起きると増加し、とくに、飲酒により肝臓に障害が起こると増加します。

ALP
肝機能
検査でわかること

血清中のこの数値が上昇するのは、肝臓、胆道、骨等に病気があるときです。

LDH
肝機能
検査でわかること

臓器の疾患や細胞組織の障害により血清中に上昇します。

コリンエステラーゼ
肝機能
検査でわかること

肝臓で合成されて血液中に分泌されますので、肝臓の蛋白合成能力、脂質の代謝亢進、栄養の状態を知る指標となります。

総ビリルビン
肝機能
検査でわかること

胆汁色素の成分であるビリルビンは、肝臓で処理される前の間接ビリルビンと処理されたあとの直接ビリルビンで、これらを合わせて総ビリルビンといいます。肝機能に異常が生じると血清中に増加します。

直接ビリルビン
肝機能
検査でわかること

肝細胞障害、肝内胆汁うっ滞、胆道閉塞の存在等により血清中に増加します。

ZTT
肝機能
検査でわかること

血清中のγグロブリン(とくにIgG)の増加に比例して高値になります。

TTT
肝機能
検査でわかること

血清中のグロブリンに比例して高値になり、逆にアルブミンの増加では低値になります。

ウロビリノゲン
肝機能
検査でわかること

肝臓に異常があると、直接ビリルビンに連動して上昇します。

総蛋白
肝機能
検査でわかること

血清中の蛋白は多くの種類の蛋白が存在し、大部分がアルブミンとグロブリンのグループに属します。種々の病態で増減します。病態を知るためのスクリーニング検査です。

アルブミン
肝機能
検査でわかること

アルブミンが低下するのは、肝硬変や、ネフローゼ症候群等が否定できません。

A/G比
肝機能
検査でわかること

血清中のアルブミンとグロブリンの比率を表し、他の検査と合わせてその病態を精査します。

HBs抗原
肝機能
検査でわかること

B型肝炎ウイルスの表面抗原でHBs抗原陽性とはすなわち、B型肝炎ウイルスに感染状態にあるということです。

アミラーゼ
膵機能
検査でわかること

膵臓の異常を予測して行われる検査で、高値では、膵炎や膵ガン、膵石、腎機能低下等の可能性があり、低値では、慢性膵炎等が疑われます。

尿酸
痛風
検査でわかること

尿酸は、細胞の破壊と再生の過程でできたり、食事からでも生じ、逆に血液で腎臓に運ばれたり、胆汁とともに排泄されたりしてバランスが取れています。バランスが崩れ尿酸が増加していると、痛風や尿路結石、腎臓障害が起きるおそれがあります。また、減少している時でも、尿路結石が起こりやすくなります。

総コレステロール
脂質
検査でわかること

血清中の総コレステロール値が増加すると、まず動脈硬化の進行に注意が必要となります。動脈硬化は、虚血性心疾患や脳血管疾患などにつながる症状です。総コレステロールは肥満や糖尿病、甲状腺機能低下症、家族性高脂血症で増加します。

HDLコレステロール
脂質
検査でわかること

HDLコレステロールは、血液中のコレステロールを回収して肝臓へ戻す働きをしています。このため、この数値が高いほど、動脈硬化の危険性が低くなります。ただ、100mg/dlを超える場合に関しては精査が必要です。

中性脂肪
脂質
検査でわかること

この数値が高くなると、動脈硬化を促進します。高値になる原因として、過食、過飲、肥満、運動不足などは、他の生活習慣病の引き金ともなるため、それらの病気の発見と診断にもかかわります。

LDLコレステロール
脂質
検査でわかること

LDLコレステロールは、体の隅々までコレステロールを運ぶ働きをしています。数値が高い場合は、動脈硬化の進行が考えられ、冠動脈疾患や脳血管疾患の発症の可能性を示しています。また、当診では、直接法と計算法の二種類のLDLコレステロール値を測定できますが、計算法では、中性脂肪の数値が高くなると、算出できなくなります。

βリポ蛋白
脂質
検査でわかること

血清中の脂質の大部分がたんぱく質と結合しリポ蛋白として存在します。これらの脂質のうちβグロブリンと結合したβリポ蛋白は脂質の代謝に重要な役割を果たしています。従って動脈硬化症、高血圧、脂肪血症などの成人病の診断、治療経過の観察に用いられます。

ペプシノーゲン
胃カメラ
検査でわかること

血液中のペプシノーゲン値をみることで、胃の萎縮程度を調べ、胃ガンになりやすいかどうかを見る検査です。強陽性、陽性と判定された場合は、胃の萎縮があり、ガンになる確率が高いので、年一回の精密検査(胃カメラ等)を受けられることをお勧めします。

CEA
腫瘍マーカー
検査でわかること

大腸、胃、肺などに生じるガンがある場合に血液中に増加します。ただ、他の臓器のガン、肝炎や肝硬変、胃潰瘍等でも高値となることがあり、他の検査と総合的に精査することが必要です。

CA19-9
腫瘍マーカー
検査でわかること

膵臓や胆管、胆のうがガンの時血液中に顕著に増加します。また、消化管や唾液腺、気管支腺、子宮内膜等でも増加します。膵炎や胆石等で高い場合は、症状の沈静化により減少します。

AFP
腫瘍マーカー
検査でわかること

肝臓の原発性のガンの場合、顕著に増加します。胃ガンや肝硬変、肝炎、妊娠でも高くなることがあります。

CA125
腫瘍マーカー
検査でわかること

とくに卵巣ガンの発症の時、顕著に増加します。子宮内膜、子宮頚部のガン、その他の臓器にできるガン、あるいは良性腫瘍でも高値になることがあり、他の検査と合わせて精査する必要があります。

PSA
腫瘍マーカー
検査でわかること

前立腺ガンの発症で増加します。ただし、前立腺肥大症でも高くなることがありますので、他検査との精査が必要です。

便潜血検査
便潜血
検査でわかること

消化管の出血性の病気で、とくに、大腸ガンのスクリーニング検査として使われています。陽性の場合、出血部位および疾患の特定のため、精密検査(注腸、カメラ)等を受けられることをお勧めします。

身長・体重測定
身体計測
検査でわかること

肥満とやせの度合いを判定する客観的指標となります。BMI(ボディーマスインデックス=体格指数)についてBMI(kg/平方メートル)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

血圧測定
血圧
検査でわかること

心臓のポンプ機能が正常かどうか、末梢血管の抵抗性の度合い、血管壁の弾力度などを推定できます。

体脂肪検査
身体計測
検査でわかること

体脂肪率について微弱な電流を体内に流してその電気抵抗から脂肪率を割り出します。

視力検査
視力
検査でわかること

肉眼での裸眼視力あるいは、めがねやコンタクトレンズでの矯正視力を測ります。裸眼視力1.0以上なら矯正の必要のない基準値です。ただし、0.7以上なら日常生活に支障はなく許容範囲です。また、裸眼視力0.7未満は近視か乱視です。適切に矯正しても、裸眼視力が0.7未満の場合は、屈折異常以外の目の病気が疑われますので、眼科医の精密検査を受けてください。

聴力検査
聴力
検査でわかること

主に純音聴力検査として、小さな音を聞かせて、聞き取れる能力を調べます。聞かせる音の数値が高いと、難聴ということになります。スクリーニング検査として、低音(1000Hz)と、高音(4000Hz)で調べます。また精密検査として、音の高低を細分化(5~7段階)して調べる検査もあります。

肺機能検査
肺機能
検査でわかること

呼吸器疾患の有無、その重症度などがわかります。「%肺活量」:年齢、身長より算出された予測肺活量(基準量)に対する実測肺活量の比率「努力性肺活量」:肺いっぱいに息を吸い込み、最大の速さで、一気に吐き出した空気量。「一秒量」:努力性肺活量のうち最初の一秒間に吐き出した空気量。「一秒率」:努力性肺活量における一秒量の比率基準値「%肺活量」:80%以上「一秒率」:70%以上

眼底写真
眼底
検査でわかること

(眼底は体の中で唯一、血管や神経組織を肉眼で観察できるところです。)動脈硬化、網膜剥離、眼底出血、緑内障などの目の病気の発見、脳圧亢進などの頭蓋内の病気の診断。健診では、糖尿病、高血圧、動脈硬化などによる、眼底の変化を中心に調べます。

心電図
心電図
検査でわかること

心電図の波形によって、心臓の拍動のリズムの異常や心筋梗塞、狭心症、心肥大、不整脈等の心臓の異常や状態が分かります。異常がある場合は、疑わしい種類に応じて、負荷心電図、ホルター心電図、心エコー等の検査を行います。

胸部X線(レントゲン)検査
胸部X線(レントゲン)
検査でわかること

肺炎、肺結核、肺ガン、肺気腫、胸水、気胸をはじめとする呼吸器疾患の有無と、その程度を知ることができます。また、心臓の大きさと形が、ある程度わかります。しかし、心臓の内部については、解らないので、関連検査とともに判定します。異常が認められれば、精密検査されることを、お勧めします。

胃X線検査
胃X線
検査でわかること

造影剤であるバリウムを口から飲んで、胃や食道、十二指腸の表面に、バリウムが薄く付着することにより、レントゲン写真で、それらの表面の状態が白黒の濃淡になって写ります。これにより、食道、胃、十二指腸のポリープ、潰瘍やガンなどが発見できます。

腹部エコー検査
腹部エコー
検査でわかること

肝臓、腎臓、脾臓、胆のう、すい臓等を画像としてとらえ、それらの状態や、腫瘍や病変等の有無を調べます。ただ、胃腸や、腸管等の、管状の臓器はこの検査には不向きです

心臓エコー検査
心臓エコー
検査でわかること

心臓の形や大きさの異常と、心臓弁や心臓各部の実際の動きがわかります。さらにドプラ法を組み合わせ血流の状態も調べます。

頸部血管エコー検査
頸部血管エコー
検査でわかること

首の左右にある頚動脈、椎骨動脈を見る検査です。頚動脈をエコーで画像化し、頚動脈での血管の状態や動脈硬化の進み具合を見る検査です。頚動脈は心臓から脳へ血液を送る主要な血管ですから、脳の動脈硬化の進み具合を知る手がかりとなります。また、ドプラ法と組み合わせて、血流の状態を調べ、狭窄や血栓の有無をも調べます。

乳腺エコー検査
乳腺エコー
検査でわかること

エコーにより得られた画像により、しこりの形状や、周辺の状態など、さまざまな観点から検討し、良性悪性の判別をします。

内視鏡検査
胃カメラ
検査でわかること

口から小型カメラのついたスコープという器具を挿入し、食道、胃、十二指腸まで観察します。また、疑わしい組織を採取して、細胞診等の検査により良性悪性の区別をします。

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